原田 智英 ハラダトモヒデ

作曲家、編曲家、ベーシスト、マルチインスツルメントプレーヤー。

1970年 東京生まれ。6歳よりお囃子の横笛奏者として音楽的要素を培う。

ブラックミュージックへの憧れからベースを始め、高校在学中にベーシストとしての経験を経るうちにしだいに作曲に関心が向かう様になる。ジェリーゴールドスミス、ブラッドフィーデルらの映画音楽作品に触れ、コンピュータを使った作曲に傾倒。独学で作曲法を学ぶ。

1993年アニメーション「8マンAfter」の劇伴制作に関わった事をきっかけに本格的に作曲家として活動を開始。劇伴だけでなくアーティストへの楽曲提供、プロデュースワークやTVCM音楽も多く担当。TVCMでは「JT・桃の天然水」などロングセラーとなった音楽も手がけ、「ネスカフェ・サンタマルタX」では音楽が話題となりCD、アナログレコード化される。


自身もアーティストとして活動し、2003年にNanoWatts名義でリリースしたアナログレコードは国内外のクラヴチャートでも注目される。
代表作に映画「愛のむきだし」2008年、TVドラマ「STRANGERS 6」2012年、「みんな! エスパーだよ!」2013年などがある。

和楽器奏者としての経験を活かした作品から、ポップス、北欧民族音楽、オーケストレーションまで得意とするジャンルは幅広く、生演奏とコンピュータの境界線を越え、融合させる手腕の評価は高い。